小説

お菓子を題材にした小説を5冊紹介します!

この記事を読むのに必要な時間は約 12 分34秒です。

こんばんは。ことのは。(@kotonohaho)です。

今日は最近ハマっているお菓子を題材にした小説、エッセイの紹介です!

もともとそんなに料理やお菓子がテーマの小説は

読んだことなかったんですが、

以前このブログで紹介した

注文の多い料理小説集を読んでから、

料理やお菓子の描写が

おもしろくもっと読みたい!と思ったので

今回は、その読んでみたい!と思った5冊を

紹介します!

こんな人におすすめ!

●料理やお菓子を題材にした小説が好き!

●昔の時代背景やお菓子を知りたい!

●サクッと読めるミステリーを探してる。

 

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お菓子手帖 長野まゆみ

小説だと思っていたんですが、読んでみると

長野まゆみさんのエッセイ集(自伝という方が近いかな?)でした。

「甘党の系譜」という祖父や伯父、父や母などの親族の過去の話、

当時の町並みや生活風景から始まります。

 

その後は、「菓子年譜」。長野まゆみさんが

産まれた1959年(昭和34年)8月13日から1988年(昭和63年)まで

一年ごとに当時の思い出や流行っていたお菓子、当時の出来事が

書かれています。

 

たくさんの食べ物やお菓子が登場しますが、

印象に残ったのが動物ヨーチ。

画像はhttps://www.oishisa.co.jp/product/yakigashi/4560331170255.htmlから引用

名前は知らなくても子供のころ食べていた方も多いのではないでしょうか?

 

森永のホットケーキミックス(1963年)

画像はhttps://www.morinaga.co.jp/hotcake/60th_history/より引用

専用スタンドで運ばれてくるコーン付きのソフトクリーム(1966年)

画像はhttps://www.foodishstore.jp/shopdetail/000000000428/より引用

フィンガーチョコレート(1966年)、銀紙で包まれたチョコレート

画像はカバヤさんのホームページから引用

 

ママ・レンジという1969年発売の小さな

ホットケーキが焼けるおもちゃなど懐かしの物や

食べ物がたくさん登場します。

 

ママ・レンジは1969年9月1日に発売された

超小型の電気コンロです。

実際に10センチのホットケーキを焼くことが

出来ました^^

 

このエッセイに書かれている

1959年〜1988年世代の方はすごく懐かしく、

当時の生活や流行っていたもの、

お店、生活スタイルなど思わず「うんうん」と

うなずきたくなる内容だと思うので、読んでみて

懐かしさに浸ってみるといいかなと思います^^

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なんたってドーナツ 美味しくて不思議な41の話

こちらは41人の作家さんがドーナツにまつわる

思い出を語ったアンソロジー。

これも小説ではなく、エッセイ集ですね。

 

ドーナツの思い出、ドーナツの穴の話、

ドーナツの作り方など

一人一人のドーナツにまつわるエピソード

書かれています。

 

中でもドーナツの穴について書かれている方が

多いのにびっくりしました。

ドーナツの穴という何気ないことに疑問や

興味を持つ、その視点がおもしろいですね^^

後はイラスト付きや文章でドーナツの作り方が

載っているので時間のある方、作ってみたい!と

思った方は作ってみるのもいいかなと思います♪

 

読み終わるころには、無性にドーナツが

食べたくなるので

用意しておくのをオススメします!

私は食べたくて、読み終わってから

買ってきました(笑)

 

それではこの本に登場する作家さんを

タイトル付きで紹介します!

お気に入りの作家さんがいれば読んでみては

いかがでしょうか?

※敬称略※

〈第一章 ドーナツの思い出〉

●ミルクホールとドーナツ

吉沢久子

 

●焼いもとドーナッツ

五所平之助

 

●銀ぶら道中記(五)

岸田劉生

 

●池

小出楢重

 

●お菓子はほかのことを

思い出させるものだ

植草甚一

 

●始まりは、ドーナツ屋さんの

あるところ。

三島邦広

 

●手作りドーナツの味

俵 万智

 

●手づくりドーナツの味

阿古真理

 

●お菓子はときに人のノスタルジーを

かきたてる

野口久光

 

●祖母とドウナツ

行司千絵

 

●ひみつ

田村セツコ

 

●高度に普通の味を求めて

堀江敏幸

 

●みんなの原で

井坂洋子

〈第二章 ドーナツの時間〉

●おまけのドーナツ

林望

 

●愛の時間

熊井明子

 

●クリームドーナツ

荒川洋治

 

●〈ドーナツを食べた日〉ー「富士日記」より

武田百合子

 

●ドーナツ

岡尾美代子

 

●ドーナツ・メモランダム

丹所千佳

 

●ニューヨーク・大雪とドーナツ

江國香織

 

●テンダーロインの『ヴェローナ・ホテル』(第三話)

松浦弥太郎

 

●ドーナツも「やわらかーい」

東海林さだお

 

●真面目な人々

小池昌代

 

●心を鎮めた壺いっぱいのドーナツ

高柳佐知子

〈第三章 ドーナツの穴〉

●ドーナッツ

村上春樹

 

●おへそがない!

角野栄子

 

●解けない景色

千早茜

 

●穴を食す

細馬宏通

 

●ドーナツの穴が残っている皿

片岡義男

 

●45回転のドーナツ

いしいしんじ

 

●穴を食べた

北野勇作

 

●目には見えぬ世界

松村忠祀

〈第四章 ドーナツのつくり方〉

●ドーナツ

増田れい子

 

●ドーナッツ作りにうってつけの日

筒井ともみ

 

●ドーナツ

ホルトハウス房子

 

●わたしのドーナツ

西淑

 

●ドウナツ

村井弦斎

 

●精進料理ドーナツ

西川玄房和尚

〈第五章 ドーナツの物語〉

●ドーナッツの秘密

長田弘

 

●ドウナツ

北原白秋

 

●ドーナツ

清水義範

41人というたくさんの作家さんが書かれているので

一人一人おもしろさがあるし、視点や時代背景も違うので

楽しめると思います。

 

41人のドーナツへの思いを感じ取りながら

読み進めていくとおもしろいかなと思います^^

一人一人短いので読みやすいですよー♪

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春期限定いちごタルト事件 米澤穂信

小市民を目指す小鳩常悟朗こばとじょうごろう小佐内おさないゆきに

スポットを当てて

2人にふりかかる謎を解き明かしていく

コミカル探偵物語。

 

探偵物語といっても、小鳩常悟朗と小佐内ゆきは

高校生なので本格的な事件ではなく、

ポシェットの捜索や3つのココアをキッチンの

シンクを濡らさずに作った方法など、

思わずクスッとするような事件ばかり。

 

その中でも気になるのが、作品の中に

何度も登場する「小市民になる」ということ。

この「小市民になる」というのが小鳩常悟朗と

小佐内ゆきの目標。

まだ高校生でありながら、妙に大人びた

小鳩常悟朗とものすごくおとなしい

小佐内ゆきに隠された過去とは?

 

読んでいて印象に残ったのが小鳩常悟朗の冷静さ。

その冷静さの裏には何か隠してることがありそうで・・・。

それも必死に隠したい何か。

言葉づかい、立ち振る舞いが大人びていて妙に丁寧なのは

必死に取りつくろうとしている感じ。

 

小佐内ゆきがものすごくおとなしいのと、学校以外でまたにする変装。

普段は地味な服装の小佐内ゆきが女の子らしい服装をしているのも

小鳩常悟朗と同じく、何か隠したいことがあるからかなって。

 

小鳩常悟朗と小佐内ゆきが目指す

「小市民」とは?

なぜ「小市民」を目指そうと思ったのか?

難しく考えず、気楽に読める内容なので

楽しみながら読んでみるのがオススメです!

 

それと、小説に登場するお菓子にも注目です!

クレープ、春期限定いちごタルト、ミルフィーユ、

パンナコッタ、ストロベリーショート、モンブランなど

甘くておいしそうなお菓子がたくさん登場!

中でも、春期限定いちごタルト

気になりますね^^

 

おいしいココアの作り方もさらっと出てくるので

お時間ある方は試してみてもいいかもです^_^

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和菓子のアン   坂木司

デパ地下の和菓子屋「みつ屋」を舞台にした

ほのぼのミステリー。

ミステリーといえば、複雑な事件を

思い浮かべがちですがこの小説では、

和菓子の知識を生かしたちょっとした謎ときと

人間模様が特徴です。

 

主人公の梅本杏子うめもときょうこは、何の取り柄もないけど

食べることが大好きなポッチャリ系女子。18歳。

 

進路に迷っていた杏子はふと立ち寄った

デパートの和菓子屋で求人募集を見て

そのまま働くことに。

和菓子の知識ゼロの杏子が先輩や店長に

教えてもらいながら

成長していくところは見どころですね^^

 

たくさんの和菓子の知識が楽しく気軽に

読めるのでオススメです!

おもしろいのでどんどん読み進めたくなるのも

魅力ですね。

 

中でもすごい!と思うのが

「みつ屋」の店長、椿はるか。

お客さんが注文する和菓子の種類、数などから

食べる人の年齢、状況などをズバズバ言い当てていくのは

爽快です!

 

和菓子の知識がないと出来ないことだし

何より頭の回転もいいからこそ、

なせる技だと思います。

 

常連のお客さんには、少し話しただけで

今そのお客さんに必要な和菓子を提案したりと

ただ売るだけではない、お客様に寄り添った

対応が出来るスゴ腕店長だと思います。

かつ、商品ロスも少ない(ほとんどない)ように

発注するのもすごいと思います。

 

あとは、最初はよそよそしかった

杏子と男性社員・立花さん。

どんなに意地悪されても大福みたいなほっぺたを

ムニュムニュされてもノリよく対応できる

杏子の明るさとそれを受け入れてくれる

みつ屋の人たちやお客さん。

 

読んでいて杏子と立花さん、

もう付き合っちゃえばいいのに〜!と

思うところが何度かありました(笑)

サクッと気軽に読めるので興味のある方は読んでみてくださいね。

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和菓子のアンソロジー

さっき紹介した「和菓子のアン」を書いた

坂木司さんが

リクエストしたアンソロジー小説。

 

きっかけは、坂木司さんが

「他の方が書いた和菓子のお話も読んでみたいですね」

言ったことからこの企画が誕生。

 

結果、坂木司さんを含む10人の作家さんが、

和菓子のお話を書いてくれることになりました!

 

短編集なのでサクッと読めるので時間の

あるときにフワッと読んでみると

いいかなと思います^^

 

それでは、収録されている作品名と

作家さんの紹介です!

※敬称略※

①空の春告鳥 坂木司    「和菓子のアン」続編。後日談。
②トマどら 日明恩     刑事物
③チチとクズの国 牧野修     事件現場で起きる悲しくもほっこりする物語
④迷宮の松露 近藤史恵    海外で和菓子を通じて故郷を思い出す女性の物語
⑤融雪 柴田よしき   北の雪国で起こる甘い恋?のお話
⑥糖質な彼女 木地雅映子   病院を舞台に和菓子を通じて療養する人のお話
⑦時じくの実の宮古へ 小川一水    和菓子を作りながら宮古を目指す父と子の物語
⑧古入道きたりて 恒川光太郎   ちょっぴりホラーと戦争中の悲しいお話
⑨しりとり 北村薫     和菓子を使った謎かけ。穴埋め部分に入る言葉は?
⑩甘き織姫 畠中恵  楽しい謎とき。お菓子で交際を申し込んだその答えは?

このアンソロジー小説のトップバッターを切る

坂木司さんの「空の春告鳥」はさっき紹介した

「和菓子のアン」の続編なので

可能なら「和菓子のアン」から読むことを

オススメします^^

 

といっても「和菓子のアン」を読んでいないと

わからないってことではなく

「和菓子のアン」を読んでいた方が

より楽しめますよ〜って感じです。

 

私は知らずに「空の春告鳥」を先に読みました。

なので、「空の春告鳥」→「和菓子のアン」と

いう流れも逆に新鮮でよかったですね^^

 

「空の春告鳥」でわからなかったところ、

疑問点が「和菓子のアン」を読むことで

解決出来たところもありました!

 

笑いあり、涙ありの十人十色のアンソロジー小説を

ぜひお楽しみくださいね♪

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まとめ

さて、5冊のお菓子を題材にした小説、エッセイを

紹介させていただきました。

 

和菓子を通じたミステリーや、人間模様のお話や

たくさんの作家さんのお話など、サクッと読める内容が多いので

興味のある方は手にとってみてくださいね^^

 

おなかがすく可能性があるので何かしらすぐに食べれる物を

用意しておくといいかもです^^

ドーナツ買っておくのもいいですね☆

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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