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今日は、4月10日発売の堂場瞬一さんの小説「空の声」を紹介します。
少し前にも、同じく堂場瞬一さんの「迷路の始まり」を紹介させて頂きました。
初めて読んだんですが、独特の緊張感とありふれた日常がうまく絡み合っていて
他の作品もぜひ読んでみたいと思ってところ、
新刊が出るとのことで今回も紹介させて頂きます。
「空の声」とつけられた今回の小説、何と1952年(昭和27年)に実在した
アナウンサーが登場します。
前回の「迷路の始まり」は思い切り現代のお話でしたが今回、舞台が一気に昔に戻ります。
堂場瞬一さんが描く当時の時代背景は、果たしてどんな内容になるのか
今から楽しみですね。
また当時の食事シーンなどの描写があればいいなと今からすごく楽しみです♫
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あらすじ
玉音放送を担った伝説のアナウンサー和田信賢は、
大病を患いながらヘルシンキへ渡り、五輪を中継。だが次第に目も見えなくなり……。
戦前から戦後にかけて活躍したNHKのアナウンサー。
1945年8月15日の終戦放送で、進行役を担当したり
ラジオクイズ番組の司会、スポーツの実況など幅広く活躍。
実際のアナウンサーの活動をどのように小説として
話を進めていくのか、見どころだと思います。
和田信賢さんの実況に賭ける熱い思いが、堂場瞬一さんの手によって
どのように描かれていくのかにも注目したいですね。
発売日前情報
発売日 | 2020年4月10日 |
---|---|
価格 | 1,700円+税(税込1,870円) |
ページ数 | 344ページ |
実話を元にしているということで、かなり発売が待ち遠しいですね。
病気と戦いながら、ヘルシンキでの放送はやり遂げると宣言したアナウンサーの生き様、かっこいいと思います。
敗戦という暗いニュースを吹き飛ばせるように、プロのアナウンサーとして仕事に賭ける姿勢は素晴らしいです。
辛いこと、苦しいこといっぱいあったと思いますが、「やり遂げる」という信念が
彼を支えていたんだと思います。
その時代を確かに生き抜いた和田信賢さんと、周囲の人間模様に注目したいですね。
まとめ
自分の命が危ないかもしれない、本調子ではない中での
母国を離れてアナウンサーとしての仕事を成し遂げる
精神力は並大抵のものではないと思います。
不安、恐怖、苦しさなどの感情があったと思いますが
それでも熱意を五輪中継に賭けた和田信賢さんの生き様
アナウンサーという仕事に対する誇りを小説を通じて
触れてみたいと思っています。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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