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📕絶対小説📕
新人作家が常識はずれの冒険に
巻き込まれる〈絶対小説〉
都市伝説、秘密結社に狙われる現代の若者感満載の
新人作家の物語。
・非日常な話が好き!
・秘密結社とか大好物!
・秘密結社に狙われるとかリアルに起きないかなぁと妄想したことある!
実際に狙われたら、困るけど
そんなドキドキワクワクする刺激を
日常に求めている人に読んでもらいたいです!
ちなみにことのは。はよくそんな妄想をしています(笑)
自分が何者かに襲われてピンチになりつつも
機転を利かせて切り抜けて、ヒーローになるというような
ことを割と考えてしまいます(笑)
でも、こういう妄想想像って最高にワクワクしませんか?😊
作者について(歴史や背景)
著者:芹沢 政信さん
出身地:群馬県
受賞歴:『第9回MF文庫Jライトノベル新人賞』で「優秀賞」受賞
『第1回講談社NOVEL DAYS』で「リデビュー小説賞」受賞
一度は小説家を諦めかけた著者、芹沢 政信さんが
『第1回講談社NOVEL DAYS』で「リデビュー小説賞」を
受賞し、待望のリデビューを果たす。
ゲーム、アニメ、ラノベとたくさんの作品に触れ
魅了されたことがきっかけでラノベ作家になろうと決意。
ファンタジーが大好き🎶
大人になっても少年のような心を忘れない、
素敵な考えの持ち主だと思います☆
ネットゲームにハマっていたこともあったということで、
ことのは。的に親近感がありますね✨
作品について(あらすじ、誕生秘話)
☆☆☆あらすじ☆☆☆
一度の商業的失敗が致命的となる出版業界に対する問いかけ。
伝説の文豪が遺した原稿〈絶対小説〉。
それを手にした者には、比類なき文才が与えられる。
新人作家、兎谷三為にそんな都市伝説を教えた先輩は
忽然と姿を消した。
兄と原稿の行方を探すまことに誘われた兎谷は、秘密結社に狙われて
常識はずれの冒険に巻き込まれる。
絶対小説とは何なのか、愛があっても傑作は書けないのか。
これは物語を愛するしかない僕とあなたの物語だ。
☆☆作品の誕生秘話☆☆
『ストライプ・ザ・パンツァー』でデビューした芹沢 政信さんが
小説投稿サイト「NOVEL DAYS」で開催された
『第1回講談社NOVEL DAYS』で「リデビュー小説賞」を受賞し
再デビューを果たす。
講談社タイガって正直、聞いたことなかったんですが
調べてみると株式会社講談社が発行している小説レーベルですね。
小説と物語を愛する人のための小説レーベルということで
〈絶対小説〉の内容とぴったりハマりますね^^
ネタバレしない程度の概要
●都市伝説●
●秘密結社●
●主人公が今どきの若者っぽい●
●消えた原稿●
●常識はずれの冒険●
主人公は、デビューしたばかりの新人作家、兎谷三為。
なかなか思うように売れてはいないみたいですね。
ただ売れていないことに関してそんなに
深刻なことを思ってる描写は
試し読みの段階では書かれていないですね。
物語は、新人作家、兎谷三為と先輩である
金輪際先生と居酒屋で話しているところから始まります。
その話の内容は・・・
・作家、欧山概念が書いた〈絶対小説〉
・〈絶対小説〉を読めば文豪になれる
・金輪際先生は、文豪になれなかった。
・そこで、その思いを兎谷三為に託したい。
・テーブルに置いた欧山概念の小説が消える不思議な現象
ー欧山概念が書いた〈絶対小説〉を読めば文豪になれるー
都市伝説と言うにふさわしい内容ですね。
試し読みしたところでは、金輪際先生が
姿を消すところは書かれていませんが
あらすじによると、〈絶対小説〉が消え、
金輪際先生も姿を消してしまうとか。
これはミステリーっぽい匂いがしますねぇ😊
主人公・兎谷三為が失くなった小説を
探してほしいと、金輪際先生の妹(自称)に
頼まれたときのちょっとした下心を
持つところは「あぁ、男性だなぁ」と思うし
出会いのきっかけとなるのがSNSなのも
今の時代を反映していて、イメージは
しやすいかなと思います。
秘密結社に追われるというのも
面白そうな内容で期待できますね。
小説やアニメ、ゲーム何でもいいですが
謎の組織に追われるとかそういう展開は
大好物だし、ハラハラドキドキ出来る内容ですよね😊
実際に小説を読むのが楽しみですね✨
どこまでのスリルがあるのかが
期待ですね🎶
やっぱり小説って普段体験出来ない
ドキドキとかワクワクが楽しめるジャンルだと
思っているのでスリル満点に
表現されていたら嬉しいですね😊
読んでみて思ったこと(感想)
●時代背景的に現代の生活が反映されているので馴染みやすい。
●主人公の性格や行動も現代っぽくて共感出来る。
●女性の登場人物に好感が持てる。
まず思ったのが、現代で普通に使っているものが
出てくるので馴染みやすいと思いました。
Twitter(小説の中ではTwigger)が出てきて
時代が反映されてるなぁと思いますね。
〈時代背景的に現代の生活が反映されているので馴染みやすい。〉
小説の中で、主人公の兎谷三為が
金輪際先生の妹(自称)と出会うきっかけとなるのが
Twiggerのダイレクトメッセージに
金輪際先生の妹(自称)から送られてきた
メッセージです。
そこで、兎谷三為はものすごーく舞い上がります(笑)
アイコンの写真や趣味を見て
●メチャクチャ、タイプ
●手を握られたら一瞬で惚れる
と発言しているところが、男の子らしいし
わかりやすくていいなぁと思いましたね。
こういうストレートな表現って
なかなか出来ないと思うし、
変に着飾っているよりも
好感が持てるところですね^^
小説内で食べられているお菓子なども
実際にあるものが使われていて
こういうところも馴染みやすいところではないでしょうか。
〈主人公の性格や行動も現代っぽくて共感出来る。〉
小説の主人公ってどこか
現実離れしているというか日常では
あまりしない言葉遣いや立ち振る舞いを
していると思いますが、〈絶対小説〉の主人公は
ノリがよくて、言葉遣いも今っぽくて
性格や行動的にも馴染みやすいんじゃないかなと思います。
それでも、小説を書くということに対しては
すごく情熱を持っていると思います。
現代的な考え方をしていて、合理的な考え方も
出来ていると思うし、無理なものは無理だと
主張することも出来る反面、
譲れないものとか小説に対する思い、
書くことの苦しさとか小説が売れないという
現実などそういう自分にとって
大事なものは何か?を理解しているし
それでも小説を書きたい、
自分の書きたいことを自分の言葉で表現したい。
ということをしっかりと持っているので
そういう芯の強い部分はそうそう持てるものではないし
いざという場面で揺らぐことも多いと思います。
それでも主人公、兎谷三為はいざという時でも
自分自身にその問いかけが出来て
正しい判断をしていると思うので
強い人間なんだなぁと思います。
人間らしく弱さも強さも両方兼ね備えていて
うまくバランスが取れていると思いますね^^
完璧な経歴、スキのない性格じゃないところが
不思議と守ってあげたくなる要素を持っていると
思いますね。
小説を書くことに対して情熱はあるものの
なかなか文章が書けなかったり
小説の案が通らなかったりと悩んでいますが
追い詰められたときはある種の
開き直りのような感じですごいスピードで
小説を書き上げることが出来ていたので、
いざというときは出来るんだということを教えられたように感じます。
〈女性の登場人物に好感が持てる。〉
絶対小説には2人の女性が登場します。
金輪際先生の妹(自称)の「まこと」と
「まこと」の知り合いの占い師、
「女々都森姫愛子」(メメ子先生)。
2人とも性格や行動がサバサバしていて、
問題に直面したときに兎谷三為が少し
迷っても後押しするように行動に移せるところが
かっこいいと思いますね。
そんなサバサバした行動に兎谷三為が
困惑するところも面白いと感じました。
時にぶっ飛んだ行動や思い切った決断力を
発揮するところも〈絶対小説〉のいいスパイスに
なっていると思います^^
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「まこと」にある小説に対して感想を求められたときに「まだ読んでいない」と
いう返答に対して急に無表情になったところ。
明らかに怒ってるじゃないですか。
作家ではない「まこと」ですが小説の感想を
聞きたかったのに「まだ読んでいない」という
一言に無表情になったところは
鳥肌が立つぐらい怖くなりましたね。
それぐらいうまく描写されていたと思うし
一瞬ゾッとする感覚を覚えました。
すごく気になるところではありますね。
サバサバしていて時に無茶苦茶な
行動をしてしまうところがありますが
小説という作品に対しては自分なりの考えを
持っているんだなぁと思いました。
こういうところからもただ単に
普通の女子大生ではなく
何か秘密がありそうですね。
金輪際先生という作家を兄に
持っているからということだけではなく
「まこと」は「まこと」なりに
小説に対する情熱を持っているのかも
しれませんね^^
もし、〈絶対小説〉を読んでみようとか
気になったから買ってみた方は
ぜひこのシーンを読んでみてどういう思いを
持たれるのか気になるところではありますね。
特に何も思わないのか
ことのは。と同じように
ゾッとする感覚を持つのかよければ
教えていただけると嬉しいです♫
さて、発売前ということでまだ
書いていないところも
ありますが、発売されたらすぐに読んで
感想、考察、を書きたいと思います。
よろしくお願いします。
今の段階でのことのは。の考えとしては
かなり面白い小説になるんじゃないかと
期待が膨らんでいます^^
現代と過去の話がいい感じに
絡まってくるんじゃないかなって思いますね。
タイムスリップするとかじゃなくて
〈絶対小説〉が書かれた時代のことが
現代の兎谷三為に作家として、これからを
生きる人間として大事なことは何かを
教えてくれるような内容じゃないかなと思います。
現代の人間が過去の作品に触れることで
大きく成長出来るんじゃないかと思っています。
それでは最後までお読みいただき
ありがとうございました。

詐欺師は天使の顔をして 著:斜線堂有紀
紅蓮館の殺人 著:阿津川辰海
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